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「ぴあ」調査による2018年5月4日、5日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、人気アニメシリーズの完結編『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』が第1位になった。本作は『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、アニメーションディレクターを務めた安彦良和によるコミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をアニメ化したシリーズ6作目。安彦良和が総監督を務め、“戦争”という状況を正面から捉え、“一年戦争”の始まりと、『機動戦士ガンダム』の本編では詳細に語られなかった、開戦時の苛烈な戦い、巻き込まれた人々の葛藤、そして残酷な戦渦とその傷跡を描く。
これまでのシリーズ6作の満足度は、公開順に『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』91.6点、『…II 哀しみのアルテイシア』88.3点、『…III 暁の蜂起』92.6点、『…IV 運命の前夜』91.2点、『…激突 ルウム会戦』89.9点、『…誕生 赤い彗星』91.4点で、シリーズの中では3番目に高い満足度になった。
劇場には、「シリーズをずっと観てきた」「子供のころからガンダムのファンでコミックを読んでいた」と話す観客が多く、20代から50代までの観客を中心に支持を集めている。
公開初日に行った出口調査では、「前作に劣らない迫力ある戦闘シーンは見応えがあった。ガンダムは特徴あるキャラクターが魅力的で、今回もそこを楽しめた。最後の名台詞には感動した」「昔から観ていたので、映像のスムーズさや、CGのすごさに驚いた。アニメとはまた違った登場人物にフォーカスを当てているので違った楽しみ方ができた」「原作と大筋は一緒だけれど、新たなシーンが加筆されていてすごく良かった。オリジナルの演出が盛り沢山で、原作では描かれなかったアムロ・レイの父親の息子への愛が感じられた」「戦闘シーンのときにどう照準を当てるかや、モビルスーツを挙動するときの会話が細かく描かれていて興奮した。本編に繋がるように構成されていて、ファンが喜ぶような演出があった」「ストーリーはわかっていても、面白かった！ ガンダムの魅力は遠い未来の話だけれど、どこか現実味があるところだと思う」「ひとつの物語としてきちんとまとまっていた」などの声が寄せれた。
また、「今回でオリジンは終わりだけれど、次回作も観たい」「このまま続けてほしい」など、次回作を望む声もあった。
(本ランキングは、5/4(金)、5(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)